アズビルの新リース会計基準の早期適用に学ぶ——期日も要件も自社で決められない開発の作り方
アズビルが新リース会計基準を1年前倒しで早期適用し、プロシップのProPlusを基盤に使った事例を受託開発の立場から読む。制度対応が通常の開発と何が違うのか、早期適用がリスクの時間分散として合理的な理由、そして工数が膨らむのは会計ロジックではなく契約データの整備である点を整理する。
成長率34%の最中に基幹を入れ替えたCaratLane|ERP刷新のタイミングと、AI機能より先に効くもの
タタ傘下のジュエリー小売CaratLaneがOracle Fusion CloudのERP・SCMでレガシーを刷新した事例を、受託開発の立場から読み解く。成長のピークが刷新の適期である理由、AI機能の価値がデータ統合で決まる構造、パッケージ選定が業務を変える経営判断である点を整理する。
ニチレイのサイバー攻撃対応に学ぶ——障害当日の「遮断の即断」と委託先依存のBCP
ニチレイはサイバー攻撃によるシステム障害の当日に緊急対策本部を設置し、個人情報保護を最優先にシステムを遮断。影響はKFC・イオン・くら寿司まで波及した。この事案から企業が学ぶべき「遮断の判断基準」「委託先障害を想定したBCP」「再開情報の伝え方」を現場PMの高畑拓海が整理する。
製薬GMP業務の74%削減が示す「システムのサイロ化」解消の本質
大鵬薬品工業がintra-mart導入で出荷判定の作業時間を74%、製品品質照査を78%削減した事例を分析。システムのサイロ化が生む非効率とBPMによる横断的デジタル化の意義を、開発実務・発注側の両視点から読み解く。
ダイキンのグローバル人材DB「DAIKIN People」が示す、人材データ統合の本質的難しさ
ダイキン工業が世界約50カ国・180拠点以上でSAP SuccessFactors基盤の人材データベース「DAIKIN People」を本格稼働。フォーティエンスとSAPジャパンが構想段階から支援した事例を徐 聖博が読み解く。
「ゴキゲン」は根性論ではない——職場の感情環境がチームパフォーマンスに与える影響を現場目線で考える
小田中育生氏の著書『エンジニアのための自己管理入門』より、ポジティブな感情状態(ゴキゲン)がレジリエンスや判断の柔軟性をもたらすという内容を紹介。チームの感情環境が開発現場の意思決定品質に直結するという主張を、PM・現場運用の視点から考察します。
MUFGが挑むメインフレームのモダナイゼーション――エンタープライズ基幹システム刷新が問いかけるもの
三菱UFJインフォメーションテクノロジーの鈴木重統氏がデブサミ2026夏で語る、MUFGの次世代アーキテクチャ検討とモダナイゼーションの取り組みを紹介。徐 聖博が「デモが動くことと業務に乗ることの差」という実装・運用視点から見解を述べる。
DandoriAIと基幹システムの連携方法|大企業導入で選ぶ2つのアーキテクチャ
AI見積もりエージェント「DandoriAI」を大企業の基幹システムと連携させる際、シンシアが実践する2つのアーキテクチャ(API直接連携とCSVバッチ同期)の設計思想とセキュリティ対策を解説します。
システム刷新の進め方|検討・計画から移行までの方法と失敗しない5つのポイント
システム刷新の進め方を検討・計画から移行まで解説。刷新・入れ替え・リプレイス・更改の使い分けと判定手順、切替方式(一斉/段階/並行稼働)の選び方と切戻しの判断基準、検討時・選定時・移行時・稼働後の時期別の注意点までまとめます。