Catena-Xとは何か——加盟5倍で工場KPIが動いた「企業間データ連携」を作る側から読む
自動車業界のデータ連携基盤Catena-Xの加盟企業が9か月で182社から1,069社に増えた。BMW・Bosch・DENSOの品質データ連携で不具合検知が4か月早まった事例をもとに、成果の出どころと、SIer・開発会社の事業への影響を受託開発の立場から読む。
倉庫ピッキングロボットは「標準化して横展開できるか」で価値が決まる|太古可口可乐の具身AI導入を読む
太古可口可乐が鄭州の飲料倉庫で40kg級の具身AIピッキングロボットを商用稼働させた。600箱/時という数字より重要なのは、単発PoCで終わらせず他拠点への横展開を前提に標準化している点である。受託開発の立場から、カスタム共同開発と再現性の両立がなぜ難しいのかを論じる。
日機装のkintone活用に学ぶ製造業DXの順番|ERPを残し「業務接続→データ統合→AI」で受注1.5倍
日機装はERP(AS/400)を置き換えず、kintoneで営業・技術・製造・品質・サービスをつなぎ、受注約1.5倍・年間2万3467時間削減を実現した。受託開発の立場から、製造業DXで「AI導入が先」ではなく業務接続とデータ統合を先に置くべき理由と、開発会社が提案で押さえる論点を整理する。
基幹システムを中枢に据えたDXの順番——雲天化集団のSAP ERP+デジタル工場20・APC/RTO 29セットを読む
雲天化集団がSAP ERPを中枢に、デジタル工場20拠点・29セットの装置へAPC+RTO大規模モデルを展開した事例を、基幹→データ→現場制御→AIという順番の観点から読み解く。AI導入で抜け落ちやすい「現場制御層」と、作る側から見た難所を整理する。
「従業員の退職」で倒産が5年連続増——現場から見ると、賃上げの話と引き継げない話が混ざっている
従業員の退職をきっかけとする倒産が5年連続で増加、過去最多ペース。原因は賃上げ原資の不足とされるが、倒産に直結しているのは「辞めた瞬間に事業が止まる構造」のほう。仕様書のない案件を引き継いできた立場から、属人化を解く現実的な順序を整理する。
三井倉庫×日本IBMのDX人材育成事例——現場社員8名が業務アプリを自作する「実践型」の設計図
三井倉庫ロジスティクスと日本IBMが、現場社員がAI業務アプリの企画から開発・運用まで自ら担う実践型DX人材育成モデルを発表。教材を自社の業務課題にする設計、現場が要件を書く価値、8名・2アプリという始め方の規模感を、DX人材育成の事例として徐 聖博が読み解く。
GMOの在宅勤務方針の補足に学ぶ——「働き方ルール」は例外設計とセットで作る
GMOの「在宅勤務推奨を完全廃止」という代表投稿が反響を呼び、同社が「事情があれば可能」と補足した。在宅の是非ではなく、強い方針が数日で例外つきに落ち着いた流れと「タイピング数」という生産性指標を、現場PMの高畑拓海がチームのルール設計問題として読み解く。
野村不動産HDのグループ横断DXに学ぶ——技術選定より先に「定義」と「やらないこと」を決める
野村不動産HDは9事業の縦割り組織で2021年からグループ横断DXを推進。最初の一手は技術選定ではなくDXの定義・経営計画との接続・「やらないこと」の明文化だった。JBpressのインタビューから、DXが進まない企業が模倣すべき「順番」を徐 聖博が読み解く。
AI音声入力は無料で十分か|有料Wispr Flowと無料代替を、中小企業の業務効率化目線で考える
年額144ドルのAI音声入力ツールWispr Flowに対し、Spokenlyなど無料代替が複数登場。無料でAI音声入力・文字起こしを始める4つの選択肢、オフライン動作によるプライバシー対策、無料と有料の使い分け基準を中小企業の業務効率化目線で整理し、FAQにまとめました。